あなたは、100円の商品を買おうとしております。
消費税込みで110円払おうとすると、店員はそれでは足りないと言います。
そんなはずはない、と押し問答になったところ、賢者が現れ、一台のPCを渡されました。
賢者曰く、「汝、JavaScriptで100円の10%増しが110円であることを示せ。さすれば道は拓かれん。」
さて、どうする?
まー単純に100円を1.1倍すればいいだけです。
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<script>
    //商品価格をpriceという変数に代入する
      var  price  =  100;
      document.write(  price  *  1.1  );
</script>
あれ?
110円じゃない。
なんか少し110より多くなってる。

これはどういうことでしょう?

これは「小数丸め誤差」と呼ばれる問題です。
ざっくりいうと、人間が計算する小数の計算と、コンピューターのそれとではやり方が違うんです。
そのため、小数の計算をすると、たまにこういう誤差が発生してしまいます。

例えば次のコードを試してみてください。
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<script>
    //0.1と0.2を足してみる
    document.write(  '0.1+0.2='  +  (0.1+0.2));
</script>
もはや何も信じられません。

と嘆くのはまだ早い。

所詮は誤差です。
整数で表せばいいだけであれば、小数点以下を四捨五入すればいいだけです。

ということで、
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<script>
    //商品価格をpriceという変数に代入する
      var  price  =  100;
      document.write(  Math.round(price  *  1.1)  );
</script>
Math.ronnd()で小数を囲むと、その小数は小数点以下を四捨五入して整数にします。

今の所はそれだけ覚えておけば良いでしょう。
ちなみに、小数点以下を切り捨ての場合は
Math.floor()
小数点以下を切り上げの場合は
Math.ceil()
を使います。
floorは「床」、ceilは「天井」、roundは「丸める」という風に理解すればなんとなく意味は通りますね。